セックスにまつわるエトセトラ

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早漏の治しかた


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膣内射精障害の記事で、遅漏の治しかたについて書きました。

今回は「早漏」の治しかたについて書いてみたいと思います。Kaplanの定義によると、「早漏とは、どれだけ反応が早いか、あるいはパートナーが満足するかではなく、自分が望む前に射精してしまいコントロールできない状態」だそうです。早漏による問題については、いまさら書くまでもありませんね。

早漏さて、治療法は「ストップ&スタート法」と「スクイーズ法」を組み合わせたものです。阿部医師の本によると、この方法で早漏は100%治るとの事です。

基本的には、射精直前の独特の感覚が得られたら刺激をストップし、興奮がおさまったらまた刺激を開始する(スタート&ストップ)、この繰り返しです。この方法で射精してしまいそうになったら、亀頭部を軽く握り、射精感を抑えます(スクイーズ)。

さて、実際のステップを書きましょう。

① 1人での練習。マスターベーションを行い、これ以上刺激すると射精する、という所で刺激をとめる。これを3回繰り返し、4回目で射精する。射精をとめられそうにない場合は亀頭を押さえる。

② 女性パートナーの手で刺激してもらう。射精直前に合図して刺激を止めてもらう。その時、女性は亀頭部を適度に締め付ける。我慢できる所まで射精感が収まったらまた刺激を再開してもらう。これを3回繰り返し、4回目に射精する。

③ コンドームマス法かローションを使ってマスターベーション、あるいは女性に刺激してもらう。

④ ローションを使ってもコントロールできるようになったら、女性上位で挿入し、やさしく動いてもらう。射精直前になったら、合図してとめてもらう。3回繰り返し、4回目には男性が自ら腰を動かして射精する。

⑤ 女性上位でうまくいったら、男性上位で同じ事を行う。


この方法のポイントは、自分のいきそうなタイミングを理解し、ペニスへの刺激をとめるタイミングをつかむことです。最終的には、自分で刺激をコントロールできるようになるはずです。もちろん、数日だけやって治るようなものではありません。パートナーとの良好な関係を築くためには、継続が肝心です。


コンドームマス法用のコンドームはコチラをどうぞ。


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女性も就寝中に勃起する


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1944年、科学者たちは、男性のペニスが就寝中に3~5回、性的刺激とは無関係に勃起することを明らかにしました。

この実験では、大学院生をアルバイトで雇い、ベッド脇に座らせて徹夜で監視させたそうです。一見無駄な研究のようですが、EDの治療のためには必要なデータだったのでしょうね。


erectionさて、このブログでは何度も、「男性のペニスと女性のクリトリスは解剖学的には相同な器官である」ということを書いてきました。

それでは、女性のクリトリスも、男性のペニスと同様に就寝中に勃起するのでしょうか?


非常に興味深いことですが、科学者たちがこれを明らかにするには大きな壁がありました。それは、クリトリスはペニスと異なり、非常に小さいことです。さらには、就寝中の女性のクリトリスを、精密なゲージで定期的に測定する必要があります。また、そこまでして実験を行う情熱がなければなりません。

しかしついに1970年、フロリダ大学の研究者が、「クリトリスの大きな女性」「精密なゲージ」「情熱」をそろえ、クリトリスが就寝中に勃起するかどうか、明らかにする実験を行いました。

なんだか笑っちゃいますけど、これは実に真面目な研究なんです。クリトリスの勃起現象は、性不感症とも関係してきますから。

そしてその研究の結果、被験者のクリトリスは男性とほぼ同じ回数勃起することが明らかになりました。また、その勃起は、やはり男性と同様にレム睡眠中に起こったそうです。

面白いですね。


余談ですが、EDの男性が心因性のものか機能性のものかを簡易に調べるためには、この就寝中の勃起を利用します。ペニスに何枚か連続した切手を巻きつけておき、朝起きてから切れているかどうかをチェックします。もし切れていれば、機能的には問題がないということです。





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包茎ペニスはダメなペニス?


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日本では「包茎」はなぜか良くない物として捉えられているようです。

しかし、本当に「包茎は悪」なのでしょうか?今日は、セックスにおける包皮の役割を書いてみたいと思います。

foreskinそもそも、包茎男性はどのくらいの割合でいるのでしょうか?

Schöberleinの1966年の調査によると、約50%の男性が完全に包皮が被っており、約42%が仮性包茎、そして残りの8%が露茎だったということです。割礼(包茎手術)を考慮すると、たった4%の男性だけが露茎ということになります。これは欧米での調査ですが、日本でもあまり変わらないようです。

つまり、包皮が被っているペニスが多数派なのですね。


さて、この「包皮」は、性交の際にはどのような仕事をしているのでしょうか?

まず、挿入の際に、「包皮がスライドする」ことにより膣口への負担を軽減します。ある実験では、包皮がある場合と無い場合では、挿入に必要な圧力が10倍も違ったそうです。つまり、包茎の方がスムーズに挿入できるのですね。

また、ピストン中の包皮の役割も見逃せません。性交中に包皮がスライドすることにより、女性の膣と膣口への過度の摩擦を抑えます。これにより、女性の膣を乾燥やダメージから防いでいるのです。


また、最近の研究によると、包皮の先端部には多数の感覚神経が分布していることが分かっています。つまり、包皮は重要な性感帯なのです。包茎手術を行うと、それらの性感帯はすべて失われてしまいます。

アメリカでは、誕生後すぐに包皮切除を行うことが多かったのですが、この研究結果が知られるにつれ、赤ちゃんの時に切ってしまうことは少なくなりつつあります。また、包皮を再生しようとする男性も増えているようです。


よほどの理由が無ければ、包茎手術はしない方が良さそうですね。

参考文献を紹介しておきます。非常に優れた本です。包茎手術を考えている方は、決断する前に一読することをお勧めします。「切ってはいけません! 日本人が知らない包茎の真実






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ホモセクシャルな動物たち


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今日は動物の同性愛についてのお話です。

lesbians.jpg前々回の記事で、古代エジプトでゲイカップルが同じ墓所に埋葬された話をしましたね。キリスト・イスラム教圏以外の文化圏では、人類は歴史的にホモセクシャルに寛容だったのです。


しかし、それはどうやら人間だけに限定されるものではなさそうです。

1999年、カナダの生物学者Bruce Bagemihlは、少なくとも1500に近い動物種でホモセクシャルな行動が観察されることを報告しました。しかもその範囲は、線虫のような原始的な生き物から霊長類まで、じつに様々な種に及びます。

このような分野は、「研究をしても金にならない」「宗教団体などからの反発が強い」などの理由からあまり研究が進んでいません。また、面白いデータが得られたとしても、報道されることは少ないようです。

しかし実際には、人間に近い動物であるボノボ、ニホンザル、ペンギン、キリン……身近な動物でもホモセクシャルな行動をとる動物は多数知られているのです。


さて、今回はそんなホモセクシャルな行動をとる生き物たちの中でも、ちょっと意外な動物を紹介しましょう。アマゾン川に棲む「アマゾンカワイルカ」です。

アマゾンカワイルカ彼らは3~5匹ほどが集まり、グループセックスを「楽しむ」ことが知られています。

挿入してからはあっという間なのですが、その前に、鼻やヒレを相手の体にこすりつけて愛撫を行うそうです。生殖以外の目的でセックスをするのは、サルや人間だけではないのですね。

このイルカがおもしろいのは、セックスの組み合わせには性別は関係がないことです。なんと、オスが別のオスの「噴気孔」にペニスを挿入することすらあるそうです。

イルカの噴気孔といえば頭の上にある、人間で言えば鼻に相当する器官です。ひろい動物界を見渡しても、鼻を使ってセックスするのはこのイルカだけでしょうね。


このように、動物にもホモセクシャルは広く存在します。しかし、いまだその生物学的な意味はほとんど明らかになっていません。深く調べたら、もしかしたら興味深い事実が出てくるかもしれませんね。






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クリトリスの勃起


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以前の記事で、クリトリスは大部分が体内に埋没した組織であること、そして肛門拳筋の収縮とあわせてクリトリス全体が膣の方向に引き寄せられることをお話しました。また、クリトリスはペニスと相同な器官であることもお話しましたね。


今日の記事では、「クリトリスがペニスと同じように勃起する」ことを図でお示ししたいと思います。

さっそく下の図を見てください。

普通の状態のクリトリスこの図は、真横から見たクリトリスの断面図です。

はっきりとした赤色の部分がクリトリス全体を現しています(クリトリス全体のイメージがつかめない方はコチラ)。

Headと書いてあるあたりが、いわゆる皆さんが良くご存知のクリトリスで、体外に露出している部分です。この図では、膣口は右下のあたりになります。この状態は、まだ性的刺激を受ける前の状態のクリトリスです。

さて、それでは次の図を見てください。こちらは、性的に興奮したときのクリトリスになります。

興奮時のクリトリスペニスと同様に血液が集まって充血し、肥大しているのが分かると思います。さらにこの図では、肥大したクリトリスが「起き上がって」、クリトリスを覆う皮(陰核包皮)の内側にもぐりこんでいるのがわかります(HoodとHeadの位置関係に注目してください)。

実際、オーガズムに近づくにつれ、クリトリスが外から見えなくなることが知られています。

…「クリトリスの勃起」イメージしていただけましたか?


あまり一般的には知られていないのですが、女性でもいわゆる「ED」の方がいます。つまり、性的に興奮してもクリトリスが勃起しない状態です。そういう人は、やはり性感が低くなってしまう傾向があるそうです。

EDには様々な原因があることが知られていますが、適度なマスターベーションはEDの予防に効果があることが報告されています。そういう意味でも、マスターベーションに罪悪感なんて持たない方が良さそうですね。EDとマスターベーションの関係については、またそのうち記事にいたします。





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世界最古のゲイカップル?


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世の中には、男と女の間だけに愛があるのではありません。

男同士の、あるいは女同士の愛も存在します。異性愛者をヘテロセクシャル、同性愛者をホモセクシャルといいますね。

現在、世界的に見てもホモセクシャルが少しずつ認知されてきているようです。もちろん、キリスト教やイスラム教の影響が強い地域ではいまだに偏見があるようですが、歴史をながめてみると、どうも同性愛は人間にとって自然なことのようです。

江戸時代の日本では、男同士でセックスすることを「衆道」とよび、愛好家は多かったようです。戦国時代の織田信長と森蘭丸の関係も同性愛ですよね。そのほかにも、古代ギリシャやローマ、アメリカインディアン、ニューギニアなど、様々な国・地域で、同性愛に関する記録が残っています。

日本では、同性愛の最古の記録は「日本書紀」に見出すことができるそうです。


それでは、世界最古の同性愛に関する記録はいつごろまでさかのぼれるのでしょうか?


egypt写真を見てください。カイロから50~60キロ離れ、有名な階段ピラミッド付近にあるサッカラの古墳。その中の、もっとも神聖だとされる部屋の中でこの壁画は発見されました。

この壁画が作られた時代はエジプト第五王朝時代。およそ紀元前2400年頃のことです。今をさかのぼること4400年前ですね。

壁画に描かれている男性たちの名はKhnumhotepとNiankhkhnum。彼らはNiuserre王専属のネイルアーティストで、この古墳に2人一緒に埋葬されています。

古代エジプトで、2人の男性が同時に同じ古墳に埋葬されるのは、極めてめずらしいことです。

この壁画はお互いの鼻先をくっつけていますが、これは古代エジプトでの「キス」のような愛情の表現です。他にも、抱き合ったり手をつないだりしている壁画まで残されています。

しかも彼らの名前はそれぞれ、「共に生活する」「共に死ぬ」を意味しており、2人合わせると「共に生き、共に死ぬ」。なんだかロマンティックですね。


以上のことから、KhnumhotepとNiankhkhnumは世界最古のゲイカップルだと考えられています。4000年以上も前の愛情の記録が残っているなんて、なんだか素敵です。

…今回は「セックス」と直接関連する話題ではありませんでしたね。でも、人間の愛と性について考えさせられる、面白いエピソードだと思います。ちなみに、彼らの古墳は、ゲイカップルのハネムーンの目的地になっているそうですよ。






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膣内射精障害(遅漏)の克服法


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さて、前回の記事で、近年「膣内射精障害」の男性が増えていること、そしてそれはパートナーとの関係を悪化させる原因になることをお話しましたね。また、その原因の多くは男性のマスターベーションの方法にあることもお話しました。

condom今回は、不適切なマスターベーションの方法により膣内射精障害になってしまった男性向けの、機能改善にむけたトレーニング方法について書くことにします。

この方法は、臨床精神科医の阿部輝夫氏が考案したものです*

*阿部医師は「セックスレス・カップル」という言葉と概念を初めて提唱した方です。日本のセックスセラピーの先駆けとなる仕事をしています。興味がある方は、彼の著書を読んでみてください。

トレーニングと言っても、難しいものではありません。それでは行ってみましょう。

膣内射精障害向けトレーニング(コンドーム・マス法)

  1. ペニスを勃起させ、コンドームをかぶせる。
  2. 刺激しながらカウパー液の分泌を待つ。
  3. コンドームの中で、分泌液をペニス全体に塗り広げる。
  4. 2-3のステップはローションなどを使ってもかまいません
  5. 膣内の柔らかい状況に似せ、やわらかいグリップでピストン刺激を加え、射精する。


これだけです。非常にシンプルですね。

……といっても、強いグリップやシーツなどの刺激になれた方は、はじめのうちは刺激が弱く感じられ、射精することは難しいかもしれません。しかし、何事も継続が重要です。マスターベーションをこの方法に置き換えることにより、ペニスの感度を正常な状態に戻してください

男性の中には、パートナーの膣では射精できないけれど、口や手で刺激してもらうと射精できる……という人もいます。その場合も、膣よりも強い刺激でなければ絶頂に達しないということなのでしょう。カップルでよく話し合い、徐々にやわらかい刺激になれるようにトレーニングしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、このコンドーム・マス法は「早漏」の治療にも応用できます。早漏も必ず治ります。治し方については、こちらの記事へどうぞ。


この方法はコンドームをたくさん消費します。購入はコチラをどうぞ。





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遅漏 (膣内射精障害)


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男性のセックスにおける悩みの第一位はEDです。EDについては精神的なものや加齢によるものなどさまざまな原因がありますが、バイアグラおよび同様の薬による治療が効果をあげ、現在では、多くの男性が悩みを克服しています。

それに変わって最近報告が増えているのが、膣内射精障害です。いわゆる「遅漏」ですね。

donkeydick膣内射精障害の男性の多くは、性欲も正常で、パートナーとのセックスを望んでいます。したがって、女性の膣にペニスを挿入することもできるのですが、射精だけができません。あるいは射精に達するまで極めて長時間を要します。


射精をコントロールできるのならば、もしかしたら性交時間が長い方が女性を満足させられるのかもしれません。しかしながら射精に達することができなければ、本人も満足できず、女性も「私が良くないの?」など自信を失ってしまうかもしれません。何より、射精できなければパートナーの妊娠は望めません。

なんとか射精に達することができたとしても、フィニッシュに向けて独りよがりな激しいピストンになってしまうことが多いといわれています。これは女性の性交痛の原因にもなりえます。また、カップルがお互いを理解できないままセックス自体がうとましくなり、セックスレスになってしまうことも珍しくはありません。

ここでハッキリさせておきたいのですが、膣内射精障害の場合、女性が悪いということはほとんどありません。その大部分は男性自身の問題なのです。


膣内射精障害で悩む男性の多くは、マスターベーションでは射精できますが、セックスでは射精にいたりません。その原因として、さまざまな可能性があげられます。しかしながら、ほとんどの男性の場合、マスターベーションの仕方に原因があります。日常的なマスターベーションの刺激が強すぎ、あるいは特殊すぎることにより、膣内の繊細な刺激が弱く感じてしまうのです*

*これについてはこの本が非常に詳しいです。


膣内射精障害を引き起こすマスターベーションの仕方として、以下の2つがあります。

  • 手を使わないマスターベーション
    うつぶせになってペニスをシーツや枕に押し付けるなど、手の皮膚の柔らかい感触ではなく、布などの刺激が射精の引き金になっている。


  • マスターベーションのグリップが強い
    普通の男性は握力計で5キログラム程度の力でペニスを握りますが、膣内射精障害を持つ男性は10キロ以上の握力でペニスをグリップし、マスターベーションすることが報告されています。


これらの原因で膣内射精障害になってしまっている場合、膣内の柔らかな刺激に正常に反応するようにトレーニングする必要があります。

長くなりましたね。今日はこの辺にしておきましょう。次回の記事では、トレーニング方法を具体的に書きます。





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ヴァギナとペニス、どこが同じ?


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今までの記事で、女性のヴァギナと男性のペニスは、もともとは同じであると説明してきました。(この記事など)。

人間は妊娠6週間ほどの胎児期に男と女に分化するのですが、それまでは男にも女にも、どちらにもなれる状態なんです。そのまま発生すると、胎児は女性の体になります。しかし男性の場合は、この時期に「テストステロン」というホルモンが大量に分泌され、男性の体、すなわちペニスが作られるのです*

*蛇足ですが、このとき、脳もテストステロンの作用により「男性型」になります。

人間はテストステロンの大量分泌があってはじめて、男に分化するんです。逆に言えば、遺伝的には男性の体であっても、何らかの障害でテストステロンが分泌されなければ、女性の体になってしまいます。そういう症例の場合、本人は自分が男であることに気がつかず、女性として生涯を送ることもあります。残念ながら子を生すことはできませんが。


さて、逆に、女性でありながら胎児期にテストステロンにさらされてしまうこともあります。その場合、完全な男性にならないまでも、外性器(ヴァギナ)の形成が撹乱されてしまいます。

下の図を見てみてください。

vagina

左が正常な女性器、右は男性化してしまった女性器です。

この図を見ると、ペニスとヴァギナが同じ起源をもっていることが理解しやすいのではないでしょうか。男性器は、女性器が「閉じて」「伸びた」ものなんですね。尿道の位置関係も分かりやすいと思います。普段は、起源が同じものと意識することはないですけどね。

今回は、女性も男性ももともとは同じであるとイメージできると、お互いのカラダの理解が深まるかと思いこの図を紹介しました。人間の体の理解は、こういった形成不全などの症例を調べることで深まることも多いです。万が一、この図をみて不快感を感じたかたはご理解いただきますようお願いいたします。




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Gスポットと潮と前立腺


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今日はクリトリスに次ぐ代表的な性感帯である「Gスポット」について書いてみたいと思います。


一般に、Gスポットは女性の膣内にあり、中指を入れて第二関節を曲げた場所にあることが多いといわれています。

スキーン腺実はそこには「スキーン腺」とよばれる、男性の「前立腺」と起源が同じ組織があります。しかし、男性の前立腺が大きく発達しているのと比べると、その組織は痕跡的で、女性によっては消失し存在しない場合もあります。


ところで、男性の前立腺はどのような働きをしているのでしょうか。

前立腺は「前立腺液」を分泌し、精子と混合する役割を担っています。精液のいわゆる「栗の花の匂い」は前立腺液のスペルミンという物質の匂いです。前立腺は男性の性感帯としても良く知られていますね。肛門に指またはエネマグラなどの前立腺マッサージ器具を挿入し、直接刺激を加えると、強烈な快感が発生します。

このことを考えると、女性のスキーン腺も前立腺と同じように「感じる」のかもしれません。スキーン腺が発達した女性と無い女性では……感じ方は変わりそうですね。


さて、男性の前立腺と相同器官であるスキーン腺(Gスポット)ですが、それにまつわる興味深い現象があります。

いわゆる、「潮吹き」です。

一部の女性は性交の際、尿道付近からある体液を放出します*この「潮吹き」が起きる頻度は、特にGスポットの刺激でオーガズムに達する際にとりわけ高くなります

*1990年に1292名を対象に行われた研究によると、約40%の女性がオーガズムと同時に潮を吹いたということです。

この「潮」の成分については、少なくとも6つの研究グループが報告していますが、まだ決定的なデータは得られていません。

ただ、そのうちの1つのグループは、その「潮」の中に男性の前立腺で分泌される酵素「前立腺酸性ホスファターゼ」を検出したと報告しています。

このことから、前立腺の痕跡器官であるスキーン腺から分泌される液の正体が「潮」ではないかと予想されます。ただし、「潮」は尿と同じ成分であると主張する研究グループもあり、結論がでるのはもう少し先になりそうです。

実際のところ、「潮」の由来は女性によって異なるのかもしれませんね。被験者によって「潮」の成分もスキーン腺の発達程度も違うのですから。



スキーン腺が存在しない=Gスポットがない、かどうかはまだ分かりません。しかし、女性の体が千差万別であることを考えると、セックスパートナーである男性は、それぞれの女性ごとに性感を探る必要がありそうです。「誰でも俺のテクニックにかかれば潮を吹く」「どの女性も同じように刺激したら同じように感じるはず」なんて考えは捨てた方がいいかもしれませんね。

それでは、この辺で。今日はちょっと長くなってしまいました。


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世界初のバイブレーターはいつごろ開発された?


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現在、バイブレーターには様々な種類があります。手で愛撫するよりもかんたんに適切な刺激を送ることができるので、愛用されているかたも多いのではないでしょうか。

それでは、電動バイブレーターはいつどこで作られたのでしょうか。

電動のバイブレーターはすでに1900年以前には存在していたようです。もともとは性を楽しむ道具としてではなく、「不感症やヒステリーの治療を促進する」目的で英国の医師によって開発されたそうです。

それが一般人の手に入るようになったのが、1900年代。バイブはなんと、5番目に一般家庭で使用されるようになった電化製品だということです。掃除機より9年、アイロンより10年早く普及したとか。

vibrator


写真で分かるとおり、当時のバイブレータは現在のピンクローターなどと比較して非常に大型です。最近流行のハンディマッサージャーに近いでしょうか。

しかし、もともとは医療用だったなんて興味深いですね。たしかに、性的欲求が満たされないと攻撃性がたかまり、不安定な精神状態になりますよね。



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セックスの時、クリトリスはどう動くのか?


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さて今回は、前回の記事「クリトリスの形」で触れたように、「セックスの最中のクリトリスの動き」について書いてみたいと思います。


2007年、フランスの研究チームは、女性被験者に骨盤底筋のひとつ「肛門拳筋」の収縮を繰り返させ、その際のクリトリスの動きを超音波撮影装置で撮影しました。この肛門拳筋は、性交時に反射的に収縮することが明らかとなっています(※)。

さて、この肛門拳筋とクリトリスの位置関係を見てみましょう。

M. levator ani


この図はちょうど生殖器の真下から見上げた図です。肛門拳筋はちょうど肛門の周りに位置し、肛門を締めるように収縮します。…この図、ちょっとリアルすぎますでしょうか。気分を害された方がいたら申し訳ありません。

さて、フランスチームは研究の結果、肛門拳筋が収縮すると、クリトリスも膣の前壁側へ引き寄せられることを発見しました。つまり、クリトリスと膣が近くなるんですね。

これは大変興味深い結果です。クリトリスが引き寄せられる膣の前壁、この位置はGスポットがあるといわれている位置なんですね。もしかしたら、Gスポットへの刺激とクリトリスの性感は密接に連動しているのかもしれません。

クリトリスも充血して勃起することが知られています。その勃起したクリトリスと膣に挿入されたペニスでGスポットを挟み込むことにより、快感が増幅する……なんてことも考えられそうです。もちろんこれは仮説ですが。

Gスポットの位置や性感の強さなどは、個人差が大きいことが知られています。クリトリスの形状や位置、Gスポット周辺の組織の発達具合などにより女性によって感じ方が変わることは考えられそうですね。Gスポットの話がでましたので、次回はGスポットに焦点を当ててみたいと思います。

それでは、今日はこのへんで。



このような肛門拳筋の運動と、Gスポットとクリトリスの位置関係を考えるとこのような製品はよく考えられていると思います。
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クリトリスの形


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クリトリスはもっとも敏感な女性の性感帯です。

クリトリスを触れば気持ちがいい……確かにその通りですが、クリトリスの構造について知っている人はどれだけいるでしょうか。今日は、クリトリスはいったいどのような組織なのか解剖学的に見ていきたいと思います。

発生学的には、クリトリスはペニスと相同な組織です。全く形は異なりますが、もともとは同じ組織なんです。じゃあいったいどこがどう同じなんでしょうか。それではさっそく、クリトリスの形を見てみましょう。

クリトリス

この図はウィキペディアの「クリトリス」のページから拝借してきました。クリトリスはこのようになっています。ピンク色の部分がクリトリス(陰核亀頭)とそこから伸びる組織です。クリトリスは体の表面に露出している部分だけではなく、膣口のまわりに広く分布していると考えることができますね。私たちが見ることができるクリトリスっていうのは氷山の一角なんです。

尿道口と膣口をかこむように二股に分かれた部分は「海綿体」です。海綿体はペニスの陰茎(サオの部分)のなかにも左右一対ありますね。もとは同じ組織ですから。実際、クリトリスの海綿体も、興奮するとペニスと同じように充血して肥大します。この二股に分かれた部分がひと束になり、体の外に大きく露出したものがペニスと考えればいいでしょう

さて、これでクリトリスがどのような組織かお分かりになったかと思います。でもこれはただの基礎知識。次回は、「セックスの最中、クリトリスはどのように動くか」についてお話します。もしかしたら、より良いセックスの役に立つ知識かも知れません。

それではお楽しみに。
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精液の飛距離


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「キンゼイ・レポート」で有名なセックス研究の大家、アルフレッド・キンゼイは1940年代から50年代にかけて、セックスに関するありとあらゆる研究を行っています。彼自身はバイセクシャルでもあり、色々問題があった人物のようですが、セックスに関してはサイエンティフィックに研究を行っていたようです。

その中でも面白いのが、「射精された精液の平均飛距離」についての研究です。当時は、精液が勢い良く飛ぶことで受精率を上げると考えられていました。アダルト漫画などでも、精液が長距離を飛ぶ描写が見られますね。実際はどうなのでしょうか?

彼は300名の男性に対して報酬を支払い、彼らの前で自慰行為を行わせ、その飛距離を計測しました。

その結果、約75%の男性の精液は射精後その場でダラリと垂れる程度で、残りの25%の男性では平均して30~60センチほど飛ぶことが分かりました。ちなみに、この調査での最高飛距離はなんと、2メートル40センチです!

しかし最高飛距離の男性についてはさておき、この研究では、大多数の男性の精液はほとんど飛ばないということが明らかになったわけです。

それもそのはずで、実は射精された直後の精子には受精能力がありません。精子は、膣のなかでほんの少しの間「熟成」されてから受精能力を獲得するのです。つまり、物凄い勢いで精液を子宮に浴びせかけても、生物学的にはあまり意味がないのです。面白いですね。



飛距離をコントロールすることは難しいようですが、量を増やすために必要な栄養素は知られています。興味のある方はこちらへどうぞ。
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人間のペニスにはなぜ「カリ」があるのか?


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ペニスの先端には「亀頭」があります。成人のペニスではいわゆるカリが発達していて、包皮を剥くとあたかもツチノコのような形状をしています。

それでは、なぜペニスはこのような形をしているのでしょうか?

2003年、ニューヨーク州立大学、オールバニー校の進化行動生物学研究チームがこの問題に挑み、論文を発表しました。彼らは研究の結果、膣内の精液を排出するために、カリが張ったペニスの形状が進化したことを明らかにしました。

彼らはまず、実際のポルノスターの膣から型をとった人工膣を作製し、その中に精液と同じ粘度をもった液を注入しました。その後、1)「カリ」がついたペニスの模型と2)「カリ」が無いペニスの模型を用いて人工膣の中で同じ時間ピストン運動を行い、各実験でどれだけの注入液が膣の中に残っているかを調べました。

その結果、カリがついたペニスは91%もの注入液を掻き出したのに対し、亀頭が無いペニスは35%の注入液しか掻きだすことができないことが明らかになりました。

つまり、亀頭には膣から精子を掻きだす機能があるのです。ターゲットとなる精液は、もちろん自分の精液ではなく、自分が射精する前に膣内に存在していた他の男性の精液です。人間の祖先は乱交を習慣的に行っていたため、ライバルの男性が残した精液を掻きだすように亀頭の形状が進化したのでしょう。

他にも、あまり知られていないことですが、人間の精液にはライバルの精液を意識した恐るべき機能があります。それは、射精の最後に放出される精液には天然の殺精子剤が含まれているということです。この殺精子剤によって、自分の「後」に性交する男性の精液を殺すのです。私たちが普段何気なく排出している精液にも、自分の遺伝子を残すための巧妙な戦術が仕込まれているのですね。


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動物はオーガズムを感じるのか?


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人間は性行為によってオーガズムを感じます。

もちろん、行為が稚拙であった場合や精神的に不安を抱えているときなど、オーガズムに達しないことはあるかもしれませんが、すくなくともオーガズムという恍惚状態が人間にはあります。さて、これは人間にだけ与えられた神様からのプレゼントなのでしょうか。それとも、他の動物にもオーガズムはあるのでしょうか。

この問いに答えることは非常に困難です。なにせ、同じ人間ですら相手がオーガズムに達したかどうか、分からないことは多々ありますからね。男性の場合は射精したかどうか見れば一目瞭然ですが、女性の場合は演技でもされたらわかりません。

また、科学者たちにとって、「動物がオーガズムを感じるかどうか」なんてことは重要ではありません。話としては面白いですが、それが分かった所で何の役にもたたないですからね。

しかし、この大きなしかしどうでもいい問題に科学的に挑んだ人がいます。さすがに科学論文として雑誌に掲載されたものではなく、大学院生の修士論文として報告されているにすぎないんですが。その論文のタイトルは「霊長目のメスのオーガズム」です。

彼はチンパンジーのメスのクリトリスと膣を手で刺激し、その反応を調べました。

一秒間に一回から二回、指によるピストン運動を平均20.3回行った時点で、彼は膣の痙攣を検出しました。検出……といっても彼の指で感じただけでしょうが。

このことは、少なくともチンパンジーにはオーガズムが「ある」ことを示唆しています。

それにしても、たった15秒程度でオーガズムを感じるなんて、ちょっと早すぎるような気もしますね。しかしそれは人間から見ての話です。一般的にオスのチンパンジーは5~7秒で射精してしまうそうです。それを考えると、彼の15秒程度の刺激というのはメスのチンパンジーにとってずいぶん長いサービスだったのかもしれませんね。


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割礼


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イスラム教徒の聖典コーランの教えということで、イスラム圏の国々では割礼を行う習慣があります。割礼とは、ペニスの先端に余った皮(陰茎包皮)をカットし亀頭部を露出させる儀式のことを言います。つまり、包茎のペニスを露茎ペニスに改造するわけです。もともとは古い時代に衛生予防の目的で生まれた風習と考えられますが、その後ユダヤ教やイスラム教と結びつき、宗教的色合いを帯びることになりました。

イスラム国トルコでも、割礼が行われます。

トルコの割礼は4~7才で行われることが多く、この際には割礼を受ける男の子は数日にわたってお披露目パーティーが開かれ、親戚縁者に祝われます。日本でいえば七五三のような感じでしょうか。割礼の場合は男子限定ですけどね。

それでは実際の割礼はどのように行われるのでしょうか?

トルコには、ペニスの先端の皮を切除する専門の医者がいるそうです。割礼式の際には、彼らは各家庭まで出張してきます。皮を切除する方法は極めてシンプルで、ペニスの先端部にあまった皮をグイッと引き伸ばし、亀頭部を傷つけないようにメスでカットするだけだそうです。処置後は薬を塗って終了。このとき、麻酔は使いません。その痛みに耐えることこそが子供から大人への通過儀礼(イニシエーション)なんでしょうが、聞いただけで痛くなってしまいますね。

ちなみに、割礼は一般的に夏休みに行われるそうです。なぜでしょうか。それは、傷が癒えるまでに1ヶ月近くもかかるからです。ゆっくり傷を癒せる夏休みがベストなんでしょうね。


さて、割礼を行うことから分かる事実があります。わざわざ割礼を行うということは、海外でも包茎の男性が多いということです。日本ではやたらと包茎を気にする風潮がありますが、包茎は自然な状態なんですね。あまり気にしないほうがいいですよ。そもそも、必要があって包茎という形質が進化してきたわけです。包茎にどのような機能があるのかは、そのうち書くことにいたします。


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